4人姉妹の末っ子にあたる。『マリアローダ』と言うのが本当の名。４姉妹 の中では一番人間に近い。双子なのでベル と同じ顔をしているが、ちゃんと見れば見分けが付く。髪の色が薄く、ガラが 悪く(笑)、よく愁いの表情をしている。
「鬼っ子」と言い、天使とも、ベスティアとも、人(ベスティアではない人) とも違う存在として生まれた。そして、どれとも違うはずのリアが、実はそれ ぞれに最も近く、それぞれを結ぶ「鍵」になっている…… 実は「鬼っ子」の 定義は本編では語られていず、よく分からない。
憧れてるフォルの言う事は素直に聞き入 れるが、他の人だとたいがい食ってかかる。とくに、長女であるクレアとは犬猿の仲で、年中顔を合わせては ケンカばかりしている。けれど、本人にはまったく悪気がないので、かえって 可愛らしく感じる。すぐにつむじを曲げるので誤解されやすいが、本当は素直 でいい娘。
たかが教科書の朗読に声色を使い分けるという意外と凝り性。アニメ好きで TV が手放せなくなってもいる。ひょっとして声優にでもなるつもりか!? (笑)
貴也にプラチナディスクを手渡すが筈が、不 精しての通り道に大気圏外!から落とす。その為に説明を聞かなかった貴也がフォルを 不完全に復活させる事になる。その責任を取る為にプラチナディスクを修理す る事になる。ま、当然だね。しかし、2年経っても修理出来ていない。そんな に難しい事なのか、怠けているだけか、はたまたわざと直さないのか。
貴也に髪飾りを似合ってると言われたり、 「鬼っ子」でもいいと言われたりして貴也に惚 れる。が、貴也はフォルが好き。可哀想に… 可哀想と言えば、 サイン色紙プレゼントの時に彼女だけ色紙が無かった。
後に「聖母マリア」となり、ベスティアでない人間と子を宿す使命がある。 それまでは「‘マ’ヌケ」と呼ばれている(笑) が、これらの設定はかなり後 の方で付け加えられた物らしい。何せ、「マリア」の綴りは“Maria”だから、 “Leamuroda”と合わない(笑) しかし、リアの語源は「マリア」を変化させた ものだそうだ。
1999/10/15 からの KGF 掲示板でちはやさんが答えて下さった事によると、 双子の意味とは、雛型がベルと同じもので あると言う事だ。そして「光の子」を生む役目の為に他の姉妹達と(ラルカと しての)構造が違うと言う事。そして他のラルカ達が言う「聖母」にならなく ても(性的な配偶者がいなくても)、「光の子」を生めるという。つまり処女受 胎が可能と言う事だ。
前世でクレアが双子達を再生させる時、 弱過ぎるのでクレアが手心を加えた。そ のために恋をするまでは強い少女でいられるようになる。が、私には恋をする 前は空元気に、恋をした後に強さを手に入れたように思える。