新×蘭 「ただいま」 「おじゃまします」 トロピカルランドで楽しい時を過ごした後、新一と蘭の二人は彼の家に来る。 外は暗くなりかけている。途中の道では家々から夕飯の香りが漂っていた。一 人暮らしの新一にとって、家庭の香りは悲しいものがある。 「新一、夕飯作ってあげようか」 「え?いいのか」 「うん、どうせお父さん遅くなるし」 蘭は新一のそんな気持ちを感じとっていた。蘭が帰ったら新一は一人きりにな る。父親が何日も帰らない事がある蘭にとって、一人の淋しさは良く分かって いた。 台所に包丁の音が響く。新一は椅子に座って蘭を眺める。手際の良い動きは見 飽きない。ふと目線が下に逸れる。特別の意図はなかったのだが、自然と下に 行ったのだ。蘭はミニスカート。蘭の白くて細い足にはやはりミニスカートが 似合う。危険なミニスカート。動く度に揺れるスカートと、その下にのぞく太 股を見てると高まる気分を抑えられなくなってくる。 「蘭…」 後ろから蘭に抱きつく。 「キャ!」 突然の新一に驚いた蘭は思わず包丁を落とす。それが新一の足のすぐ側に突き 刺さる。 「………危ねぇな」 「新一が変な真似するからでしょ!」 「そうか、すまねぇな」 と首筋に舌を這わせる… 「はんっ…!」 腹にまわしていた手を上に持ってくる。手は蘭のふくよかな胸に辿り着く。 「あ、止めて…新一夕飯の用意が…」 「そんないつ出来るか分からない料理よりも、俺は蘭の方を食べたいぜ」 耳元で囁かれる新一の声は最高の媚薬。その声だけで腰が立たなくなってくる。 エプロンを外し、段々と自分の身体を支えられなくなっていく蘭を代わりに支 え、そのまま部屋中央の食卓まで連れて行き、上半身を横たえる。 「夕飯が遅れる…」 「俺の食事は蘭だって言ったろ」 新一はスカートをめくり上げる。じわりと濡れて、透明度が変わり始めたショー ツがそこにある。寸前まで顔を近づけ、語り掛ける。 「濡れてると気持ち悪いだろ」 「ん…」 新一の声の音圧と暖かい息がビリビリと刺激を与える。透明度の変わっている 範囲が広がる。新一は両手でショーツに手を掛け、ゆっくりと下ろす。蘭の可 愛いお尻が露わになる。そのまま下ろすと、股間の部分で糸を引いていた。 「いただきます」 「ひゃっ!?」 糸を出している部分を嘗め始める。 「やっぱり、蘭さえいれば夕飯なんていらねぇな」 「そ、そんな…」 「蘭もそうだろ、大して触ってないのにこんなに濡れてんだから」 「そんな事、ない…」 「そうかな」 と襞をさする。 「はんっ!」 さらに指を入れる。 「はあああ…」 指をそのままにして立ち上がり、耳元で囁く。 「食べたいだろ」 「何…を?」 「何って、ナニだよ。俺の。食べたいだろ、下の口で」 「そんな…」 「我慢しなくてもいいんだぜ、ほら」 第1・第2関節までで止めておいた中指を限界まで入れ、人差指でクリトリスを さする。 「や!…そんな」 「食べたいって言えよ。言わなきゃ止めないぜ」 「や!…やだ」 中指だけでなく、薬指まで入れる。 「そうか、俺の指だけでお腹いっぱいってわけか」 「そんな事、そんな事ない」 「なら食べたいんだろ。ちゃんと言えよ」 「……い」 「何?」 「…たい」 「聞こえねぇぜ」 「新一の…食べたい」 「ま、いいか」 新一は空いている左手でベルトを外す。重力でズボンが脱げる。そのままトラ ンクスも下ろし、蘭に密着する。 「さ、遠慮せずに食べろよ」 指を引き抜き、代わりのモノを食べさせる。 「はああ…」 暫く出し入れする。上着に手を掛け、脱がす。 「キャッ!?冷たい」 まだ温まっていない机の冷たさが直接肌に伝わる。 「そうだ」 何かを思いついた新一が息子を引き抜く。 「…?」 新一はそのまま冷蔵庫に歩いて行き、冷凍庫からアイスボックスを取り出す。 「新一、何するの?」 「こうするのさ」 「キャァアアア!!冷たい!」 氷を 1個、蘭の背中を伝わらせる。 「気持ち良いだろう」 「そんな!早くあっちにやって!」 「そうはいかないな」 首筋を伝わらせる。 「いやぁあああ!!」 今度は蘭の大事な部分に氷を付ける。臀部の筋肉が締まるのが外からも分かる。 紅潮して温度が高くなっているだけあって、氷はどんどん融ける。 「これからだぜ、蘭」 新一は先ほどの氷と、新しく取り出した氷を中に入れる。 「やぁああ!!冷たい!出して、お願い!!」 「ふっ…」 新一はそこに自分のピストンで栓をして、さらに奥へと押し込む。締まり具合 が半端じゃない。融けた氷の水分のおかげでかろうじて進ませる事が出来る。
「く〜〜っ、冷てぇ。蘭、こんなにひんやりとして気持ち良いのに、どうして 嫌がるんだ?」 「う〜」 冷えていた所に押し込められたモノは普段以上に熱く感じる。しかし、それ以 上の冷源が隣にあるのも確かだった。 身体の中心部にあるだけあって、融けるのが早い。しっかりと塞がれているに も関わらず、わずかな隙間から冷たい水がこぼれ落ち、足を伝っている。新一 はさらに氷を取り出し、クリトリスに付ける。 「あ!」 最深部には冷点が無いので冷たさは感じない。暫くすると慣れてくる。しかし、 新たに冷源を増やされると筋肉が緊張する。 「どんな感じだ、蘭。中の様子は」 「気持ち悪い」 下半身が痺れてくる。身体の中心から体温が下がり、気分が悪くなって来る。 呼吸が荒く、弱くなってくる。 「お願い、早く、早く出して…」 蘭の声に精気が無い。 しかたなく新一は動き始める。蘭と違って先端の冷たさは程良い快感となる。 大量の水が普段よりも動きを滑らかにする。二人の股間と足は大量の水でびしょ 濡れになる。 「あ、あ、あ、」 「よし、出すぞ」 ちょうど氷が融け終ると同時に吹き出す。新一の白い液体が融けたばかりの水 を押し退け、穴からいっそう水が出てくる。 「はぁ、はぁ…」 「新一…」 ブルッ!蘭の身体が小刻みに震える。 「ちょ、ちょっとどいてっ!」 新一を跳ね除けた蘭は急いでトイレに駆け込む。 「ら、蘭…?」 「し、新一のせいだからねっ!もう二度とこんなプレイ(こと)しないでよっ!」
「でも、少しは気持ち良かったろ?」 「そ(*_*;;、そんなわけないでしょ!や〜ん、何これ?ベトベトし て取れな〜い」 「……」 これから暫く、行為(セックス)自体をお預けになった事は言うまでもない。さ らにその日の夕飯も。