平×和 18禁 「平次ィ、遊びに来たで〜」 「うわっ!?急に入って来んな!!」 慌てて本を机の下に隠す。 「何でや?あ、今何か隠したなぁ。何か変な物でも…」 「うわ、よせ和葉!」 必死に抵抗する平次を押し退けて、机の下に隠した物を引っ張りだす。 「うわっ!?平次何見とんねん!!」 平次が見てたのは男性向け 18禁漫画、それもヤってる丁度の所。和葉は取り 上げた漫画をパラパラとめくる。 「このスケベ…」 和葉じと目で座っている平次を睨みつける。 「ふ、ふん、男はこういうもん読むんが当たり前や」 うろたえながら懸命に答える。 「これ 18歳未満購入禁止やろ。平次何歳やった?」 「こんなもん 18歳未満でも買えるわ。店のもんも聞かへんしな」 「そんな事聞いてんとちゃう。平次まだ 16やろ。こ・ど・もはこんな物見た らあかん。ちゃんとお姉さんが『いい』と言うてからや」 「お姉さんて、和葉もまだ 17やないか。この本を見ていかんのは一緒や」 「女はえェんや。結婚したら大人と同じ扱いになるからな、17でも十分大人や」
「なに屁理屈言うとんのや。結婚してなかったら子供や」 「へ、平次よりは大人や」 「大人て言うなら証拠見せてみィ」 「証拠?」 「そうや、大人な証拠や。証拠がないと大人とは認められへんな」 「……」 “証拠、大人な証拠…そんなん言われてもなァ。でも何か見せへんと” 「なんや分からんようやな。なら教えたるさかい、耳貸せや」 「別に教えるくらい、耳貸さんでも…」 「いいから耳貸せや」 仕方なく前屈みになって耳を平次の口に近づける。小学生の頃ならともかく、 高校生になってから顔を近づけたのは初めてだ。段々と鼓動が強くなって行く。  前屈みの姿勢だと服が身体から離れる。平次の位置から目線を下に移すと、 服の隙間に和葉の白いブラが微かに見える。さらにそのブラも身体から離れて いて、和葉の胸の谷間と膨らみが見える。暫く眺めていると、萎んでいたモノ がまた脹らんで来た。  平次は和葉の肩を掴み、耳に舌を這わせた。 「!?平次何すん…!」 逃れようと身体を起こそうとするが、肩を掴まれているので逃げられない。そ の隙に耳たぶを噛まれる。 「ツ…」 和葉の身体が震え、その振動が肩を通して平次に伝わる。 「耳に感じとる様やな。こないな所で感じるなんて、大人の証拠かもしれへん な」 「はぁ…分かった?分かったならもうえェやろ…」 「まだや、まだまだ証拠は足らん」 「あっ…」 平次は和葉を引き寄せる。和葉はへなへなと平次に身体を預けてしまった。背 中に腕をまわして和葉を支え、抱き締める。和葉のふくよかな胸の感触を平次 の胸が受け止める。その感触の為により硬さを増したモノが和葉に触れる。 「感じるか、オレのモノを」 そう言って 2・3回動かす。 「……」 和葉の紅潮している顔が、さらに赤くなって答える。 「オレは大人やろ、子供やあらへんやろ」 コクリと頷く。 「うん、平次は大人や、子供やない。そんな事は分かっとった。ただ……」
「ただ、何や?」 「アタシは平次のお姉さん役や。お姉さん役としてしか平次と繋がりが無いん や、アタシが平次のお姉さんで無くなったらアタシ!」 平次は和葉を思いっきり抱き締めて言葉を遮る。 「そないな事ない。オレは和葉がお姉さん役やのうてもちィとも気にせェへん し、それだけの繋がりやなんて思うてへんゾ」 「平次、アタシ…!」 今度は平次の唇が言葉を遮る。和葉の瞳から涙が溢れる。  お互いの舌が絡む。背中にあった平次の手が腰にまわり、服と肌の間に滑り 込む。 「ん、んぐ…」 イントネーションはその行為を否定しているが、身体は否定していない。平次 の手は和葉の背中を直接撫で舞わす。段々服が擦り上がる。既に腹部は完全に 露出していた。ブラのホックに指がかかる。ゴムと胸の弾力が、服の中で勢い よく弾けさせる。腕はさらに上がり、とうとう和葉の上着を脱がせてしまった。  平次は和葉を持ち上げると足に乗せる。背中をかがめて、口と手で胸を愛撫 する。 「あ、や…」 掌がとろける様に柔らかい感触で溢れる。右の乳首を吸い上げ、左の乳首を摘み 上げる。 「はぁ、あん」 「そういや、和葉の大人の証拠をまだ全部見せてもらってへんなァ」 「……?」 乳首を摘みしだいていた右手を和葉の下に差し出す。 「アキャッ!?」 平次の指がショーツ越しに和葉の大事な所をさする。指にぬるりとした感触が ある。既にショーツはいつ愛液が滴り落ちてもおかしくない程に濡れていた。
「あ、あ、あ」 和葉は恥ずかしさを堪えながら、あまりの快感にされるがままになっていた。 大事な所を撫でられている事も恥ずかしいが、濡れている事が恥ずかしかった。 この‘濡れ’はきっと平次にも知られているだろう。淫乱な女に思われてはい ないか。 「和葉濡れとるなぁ」 「あ、ひ、そんな…」 「これだけ濡れてるのも大人の証拠かなァ?」 「そ、そう?」 和葉の顔に笑みが浮かぶ。淫乱だとは思われていない。普通なら淫乱と思われ るのかも知れないが、今の和葉の頭はそこまで回らない。  平次の指先が和葉の突起を弾く。 「キャン!!」 指の動きを止めない、円を描くようにさすり続ける。愛液が足を伝い始める。
あ、あ、あ、あ、」 中指と親指で摘む。 「ヒィイーー!!」 和葉の身体が悲鳴を上げると、大きく数回痙攣し、へなへなと平次に縋りつく。 「はぁ、はぁ、はぁ…」 まだ息が荒い。 「イったみたいなやぁ」 「平次、アタシ…何してたん?」 「ひィひィ言ってたでェ。ほら」 和葉の身体を起こし、目の前に右手を見せる。べっとりと愛液が付いている。 「や!」 目を背ける。閉じてる唇に愛液を擦り付ける。 「〜〜〜〜」 瞼に力がこもり、顔が震える。 「まだやろ、まだヤり足りんやろ」 右耳を引き寄せ、耳元に囁きながら左手を臀部に這わせ、そのまま股間に持っ ていく。 「………!」 思わず開いた唇に愛液を流し込む。唇以外の顔にも愛液を塗りたくる。左手は 木綿ごしに愛液の源泉を攻めている。 「身体は正直やなァ。ヤりたがってるでェ」 恥ずかしいがそれは事実。身体が平次を求めて止まない。 「平次、お願いや。どうにかして、どうにかしてェな。アタシ、もうどうにも ならへんのや。最後まで、最後までヤってェな」 「最後まで、ヤってえェんか?」 「ヤってェな、ここで止められたらおかしくなってまう」  平次は右腕を脇の下から背中に廻し、左手はそのまま股間で支え、立ち上が る。 「はン!」 中指が割れ目に食い込む。歩く振動がそのまま伝わる。平次は和葉をベッドに 落とし、服を脱ぐ。弩張したモノがやっと開放され、ホッと一息つく。弩張し たモノを何時までもしまっておくのはきつい。まずスカートを脱がす。続いて ショーツに手を掛ける。ゆっくりと引き下ろす。和葉の恥毛が露になる。尚も 下ろすと、股間との間に糸を引く。靴下も脱がせ、ついに和葉を全裸にした。  平次は和葉の足元に座ると、足を開かせ、股を両腕で抱えて寝そべる。目前 にサーモンピンクの構造が広がる。その美しさと処女膜を確認した後、第2 の 口に接吻する。 「ア!」 和葉の身体が大きく跳ね返る。平次は舌を丸め、深く差し込む。 「あ、ハ!や!」 和葉の身体がうねうねとのたうつ。指の様な硬い刺激でなく、舌の柔らかい刺 激は心地良さを誘う。唾液と愛液の混合液がボタボタとシーツに落ちる。 「よっしゃ、もうそろそろ行くでェ」 舌が疲れてピリピリする。和葉の身体を登って行く。和葉の恍惚とした表情に、 段々意識が戻ってくる。 「ほな、入れるで」 「うん、平次…来て」 「ゴムはめてへんけどえェんか?」 「ゴ、ゴム?」 先程まで舌を入れていた所に今度は右手の中指を入れる。指を鍵状に折り曲げ、 膣壁の上部を刺激する。 「ハ!あ、何でもえェ、何でもえェから入れてェな」 「このまま入れてえェんやな。後悔するんやないで」  平次は指を抜くと息子に添えて、今位置を確認した部分へと導く。暖かく、 柔らかく、ヌルリとした感触が亀頭を包む。腰を沈めようとすると抵抗が行く 手を阻む。 「ひう…!?」 和葉の身体が固くなり、足を閉じようとする。平次は和葉の肩を抑え、ゆっく りと、しかし力強く身体を進める。 「痛!や、止めて!入らん、入らへん!無理や…」 破瓜の痛みが今までの快感を全て吹き飛ばした。 「イッ!!」 平次の身体がカクンと進んだ瞬間、和葉が悲鳴をあげる。 「お、入った、入ったでェ」 「ヒ…イ…」 和葉の目からぼろぼろと涙が溢れ、くいしばる歯が軋む。平次はなおも和葉の 中を圧し分けて入って行く。中に溜っていた愛液が絞り出されて、ポタポタと シーツに落ちる。その動きが止まった。 「和葉、一番奥まで入ったで」 「ふ…あ、は…」 和葉は痛みで答える事が出来ない。処女の締め付けは強烈で、折れそうな程だ。 その締め付けを堪能すると、 「ほな、動くで」 平次が後ろに下がろうとした刹那、和葉が平次を抱きしめ、その動きを阻止す る。 「お、お願い。お願いやから動かんといて…」 「動くな、言われても、男は動かな気持ちようならへんのや」 「そ、それでも動かんといて…アタシ、耐えられへん…」 「しゃあないなァ」 しかたなく平次は動かず、そのままでいる事にした。自分が動かないと、和葉 の中の動きが段々感じられてきた。和葉の心臓に合わせた細かい脈動、和葉の 呼吸に合わせた大きな脈動を感じる。処女特有の強い締まりも刺激となり、平 次の脊髄に働きかける。 「う、あかん」 自分は動かなかったが、和葉の中の動きが平次をいつの間にか限界に誘ってい た。この付け根の感触はもうどうあがいても止められない事は分かっている。
「も、もう駄目や」 「ヒギッ!!」 平次は一瞬だけ激しく動く。和葉の中に熱い液が注ぎ込まれる。 「ふう…」 「あ…」 和葉は身体の中心でひと際熱を感じた。熱が子宮だけでなく、心まで満たす。  平次は無言で和葉の中から息子を引き戻す。萎んだぶんだけ痛みは少ない。
「平次、これでアタシら恋人に、本当の恋人になったんやなァ…」 瞼や頬の筋肉が緩む。 「あかん」 「へ?」 「これじゃやった気せェへん」 「……」 「後味悪過ぎや。全然気持ち良くない」 「…………」 和葉は口を開けたまま。 「もう一回やるで。でないと治まらへん」 「……ええっ!?」 和葉の顔が青ざめる。抜いた今でもズキズキと痛むのに、また入れられる。
「か、堪忍して平次!もう今日はやれへん!」 「そんな事言うたかて、初めてのセックスがこんな後味悪いもんやと、将来ど うなるか分からんで」 「将来…………分かった。もう一度だけ、一度だけならえェで…」 「ホンマか!?そなおおきにな!」  和葉は身体を震わせながらオズオズと足を開き始める。 「なぁ、和葉。俺の息子を勃たせてくれへんか?」 「勃たせて?」 平次は身体を起こして足を開く。 「ほら、口でやってくれへん?オレいっぺんフェラチオをされてみたかったん や」 「……分かった」 しばらくアッケにとられていたが、しかたなく同意して顔を平次の股に近づけ る。眼前の男性器は、ただでさえグロテスクな物だが、さっきまでの結合で、 愛液と処女血が混じり合った液にまみれ、グロテスクさが増していた。 ゴクン… 唾を飲むと口を平次のペニスに近づける。おずおずと口に含む。鉄の味がする。 大きい。口いっぱいの大きさ。鼻で息をするしかない。間違えて喉の奥に入れ 過ぎるとむせる。 “こ、こんな大きなもんが中に入ってたん?” 「おっ、和葉、えぇでェ…上手いな」 褒め言葉なのか何なのかも理解せずに嘗め続ける。 「う、止め…」 急に平次は和葉の頭を引き剥す。そのまま動きを止めて何かを堪えている。 「ふぅ…、治まった。もうちょっとで出るとこやった」 “いっそ出れば良かったのに…” 「さ、いこか」 「はよ、イってェな…」 和葉は仰向けになり、足を広げる。 「よっしゃ」 平次は身体を起こすと、和葉の膝を掴む。 「!?」 和葉の膝を倒すと、そのまま腰を掴み、一気に引き上げる。 「キャ!?」 和葉は四つん這にさせられ、尻を突き上げさせられる。 「平次、何すん…ギャッ!!」  平次のペニスが勢い良く突き刺さる。 ブボッ! 膣が空気との摩擦で音を発するが、和葉には聞こえなかったようだ。 「ヒ…止め、もうちょっと、もうちょっと優しく…ぅっつ!!」 平次は激しい突きを止めない。 「これも!和葉の、為を思って、やってんねんで!早う終る様にな!!」 「ア、あ、イッ!!」 和葉は痛みしか感じない。シーツを強く掴み、頬を押しつけてこらえる。歯が ぎりぎりと音を立てて軋む。 「和葉も!最初の時に、イかせてくれれば、こんな苦しまんで良かったんに」
腰を振るのを止めずに前屈みになり、胸を掴む。そのまま身体を起こす。 「あぐ、あぐ、あぐ」 四つん這の姿勢だと胸が大きくなる。平次の突きに合わせて激しく揺れる。
ぎゃ」 平次は更に身体を起こし、クリトリスをさする。こんな体勢で、激しく動きな がらさすると、和葉には痛みしか与えない。 「う、う、う、イく、和葉、イくでェ」 最後に勢い良く突き上げ、細かい振動に変える。腰が痙攣する。和葉の中に再 び液が注ぎ込まれる。 「うぅ、ふぅ、うぅ…」 「は、はぁ、あぁ…」 挿したまま、お互い息を整える。平次は、和葉をゆっくりと持ち上げて外すと、 和葉はだらしなくベッドにつっ伏した。 「和葉ぁ…今度は良かったでェ…」 臀部を摩りながらそう言う。和葉に本能的に笑みは浮かぶが、心は晴れない。
「和葉も、最初の時に動かしてくれれば、痛みが少なくて済んだのになぁ…」
痛みが残る場所をまたいじくりながらそう言う。和葉の心は沈んでいく。
「あと何回かしていけば、和葉も気持ち良くなるよって、それまでがんばろな」  不思議と涙は出てこない。半時の眠りから醒めた後、ベッドから和葉は消え ていた。