平×和 15禁 例えば、東京日和に出てきた屋敷。連続殺人が起こったが、まだその犯人が捕 まっていない。夜中。  平次の部屋に和葉が枕を持ってやって来る。 「なァ、平次。一緒に寝てもえェ?」 「は!?何言うとんのや」 「せやから、まだ犯人捕まっとらんやろ。アタシ、一人で寝るの心配なんや」
「なんやしょうがあらへんのォ。ほれ、こっち来ィや」 和葉の言う事にも一理ある。部外者である和葉が狙われる事はまず無いであろ うが、無差別殺人の可能性もある。その様な時に一人で居る事は危険だ。  ベッドの中で。平次は和葉の反対側を向いている。 「アタシ、てっきり平次断ると思うたのに、よう許したなァ」 「流石に危険やからな。二人でおった方が安全や」 「そっか、人殺しより狼さんの方がまだ安全やからな」 「狼って誰の事や!?」 「そりゃ、一人しかおらへんやろ」 「お前、喧嘩売りに来たんか?大体狼ちゅうもんは相手を選ぶんや」 「『相手を選ぶ』って、それアタシが魅力無いちゅう事か?」 「そや。俺の息子は和葉相手に勃った事一度も無いで」 「な、な、な、なんやて〜」 和葉わなわなと震えてくる。少しは期待してたのに、それを裏切られた怒りが 湧いてくる。おもむろに上着のボタンを外し始める。バシン!とスタンドのス イッチを力任せに叩く。 「平次!見ろや!!」 「ん?なんやまぶしいやない…」 平次の眼に和葉の胸が飛び込んでくる。 #「アタシを見て!」チ、チガ… 「か、か、か、和葉!オノレ何しとんのや!?」 「これでも勃たんか!?」 “そりゃ、蘭ちゃんに比べれば小さいけど、それでも普通はいっとる で” 生のブラ、膨らみを見て股間がうずき始める。 「そ、そ、そ、そんなもん見ても勃たんわ」 「ほ〜」 和葉は素早く平次の股間に手をのばす。ガシと棒を掴む。 「う!?!」 「これは何や?十分勃っとるやないか」 和葉に捕まれていっそう硬くなる。 「ふ、和葉は知らんようやがな…これは勃った内に入らへんのや」 「ほ〜」 油汗を垂らしながら答える。その動揺を見抜いている和葉は乱暴に 2・3回し ごくと手を離し、上半身を起こして上着を脱ぎ捨てる。 「こうなったら意地でも『勃った』と言わせたるわ」 ブラのホックに手を掛ける。外す。手を前に動かして、ブラが胸が離れようと した時、 「わ、分かった。もう分かったから…」 平次も上半身を起こして手をのばし、ブラを外すのを止めようとする。が、勢 い余って和葉を押し倒す。 コンコン。 「ねぇ、和葉ちゃん、平次君…!?」 蘭とコナンがドアを開ける。現れたのはベッドの上で、上半身裸の和葉を押し 倒している様にしか見えない平次の姿。 蘭「あ…」 平次「あ…」 コナン“ひゅ〜” 「ご、ご、ごめんね…二人の邪魔して…」 と、ドアを閉めようとする。 「ちょっと、待ちィな。これは違うんや!」 バタン… 無情にもドアは閉まる。この後の蘭とコナンを読みたい人は→CxRAN_11.txt 「行ってもうた…」 「そやね」 「どないする?あれは完全に誤解されたで」 「誤解されて、何か困った事ある?」 「何やて?」 「誤解が嫌なら、誤解でなくせばえェねん」 「『誤解でなくせば』て、まさか」 「そのまさかや。今からアタシとすれば誤解でなくなるよ」 「『誤解でなくなる』て、誤解以上に悪いやないか!」 「なんでや。なんで悪くなるんや」 「な、もう止めへん?お前もムキになっとるだけやろ」 「ムキになっとんとちゃう。アタシは本気や!アタシ は前から平次の事が好きやったんや!」 「…………そ、そうやったんか」 「そうや。だから、今平次としても何も後悔はあらへん」 「……」 「平次は、平次はアタシの事どう思っとるん?」 「俺か、俺は…」 平次は答えられなくて下を向く。今まで和葉をそんな対象として見て来なかっ たからだ。だが、下を向いたのはいけなかった。眼前に広がるのは和葉の生胸。 ゴクリと唾を飲む。和葉の平次の様子が変な事に気付いた。 「平次!アタシの質問に答えんで何見とんねん!!」 「い、いや、これはやな…」 二人睨み合う。睨み合う!目と、目で、通じ合…バキ!! 「あ〜疲れた」 「!?」 平次は和葉に覆い被さった。思わぬ平次の行動に和葉パニック。脈がどんどん 強く速くなる。 「あの体制でいると腕が疲れんのや」 和葉の肩に腕をまわす。 「これが答や」 「んっ!?」 平次は和葉にキスをする。唇をむさぼり吸う。舌を入れる。 「fんっ…うkっ…hうっ…」 強烈なキスに頭が真っ白になる。何も考えられない。ただ平次の口を求め続け た。 「ぷふぁあ…」 「はぁ、はぁ…」 ようやく二人は口を離した。お互いまだ息が荒い。上気した顔どうし見つめ合 う。相手の脈動が伝わってくる。 「平次…アタシの事、思ってくれてたんか……」 「俺はな、和葉。今までお前の事を恋愛対象とは捉えてこんかったんや」 「へ?」 「けどな、今俺は初めてお前の事を異性として意識したねん」 「そ、それで、それで異性としてアタシの事どない思うとるん?」 「それ言わせるんか?」 平次真っ赤になる。和葉の耳元で囁く。 「何でさっきの事したと思うとるん?」  和葉の顔が赤く、そして輝いて来る。涙腺が緩む。 「平次……」 和葉は平次の身体を力の限り抱きしめる。 「平次、抱いてや、アタシを抱いてや!アタシ、もうたまらんねん!平次の事 が、平次の事が欲しくてたまらんねん!!」  平次は優しく微笑むと、 「分かった。俺は優しくはせェへんぞ」 「うん…」  平次は上半身を起こすと、上着を脱ぎ捨てる。和葉のズボンに手を掛ける。 和葉も平次が下ろしやすいように腰を浮かす。レースたっぷりなショーツが露 わになる。 「お前、こんなの履いてたんか」 「これは特別や」 「特別?」 「アタシ、期待しとったんでェ」 「ホンマか?ひょっとして俺は和葉にハメられたんちゃうか?」 「そんな事あらへんよぉ」 平次がいぶかしがりながらショーツを下ろしにかかり、視界が和葉の顔から外 れるとちょっぴり舌を出した。  ショーツを下ろすと粘液が糸を引いていた。 「おっ!?和葉濡れとるやん」 「うわぁ〜そんな事言わんといてや〜」 「そんな事言うたかて、ほら」 とショーツを和葉の目の前に差し出す。 「こない濡れとるで」 「だから止めて!」  そんな和葉を可愛く思いながら顔を花園に近づける。 「ほォ〜これが和葉のオマ○コかァ〜」 と言いながら足を広げて、ひだをさする。 「は!あっ…」 さすればさするだけ蜜が出てくる。それに比例して平次も股間の圧迫感が堪え られなくなって来た。ズボンを脱ぎ捨てる。 「凄いなァ、和葉は。こんなに出てくるとは思わへんかったわ」 中指を入れて中を引っかき回す。時おり出てくる蜜を大きく吸い上げる。と同 時に、クリトリスも攻める。 「あ〜っ!!平次!たまらん、たまらん!早く、早く入れてェな」 和葉は手を思いきり伸ばして平次の肩を掴み、引っ張り上げようとする。 「そうせくなや。そこまで言うなら入れてやるでェ」 と身体を上に持って来て、先を当てがう。和葉にもその感触が伝わる。 「早く、早く〜ぅ。じらさんといてや〜」 と足を絡めてくる。 「よ〜し、行くでェ!」 と腰を沈める。 「hゥ!?」 和葉の全身に鋭い緊張が走る!熱い物が自分の身体の中に入ってくる。鋭い痛 みと共に熱源が入ってくる。汗が今まで以上に吹き出る。声が声にならない。 声帯が空回りする。呼吸も満足にできない。 「和葉、大丈夫かァ?」 「ダ、大丈…夫。平次と、やっと一緒になれたんやもん。こんなん…平気や」
「そうかァ、なら、フン!「ハgっ!!」 平次は一気に奥まで突いた。内臓が圧迫感と熱を感じる。痛みを堪える力が腕 力となって平次を抱きしめる。 「和葉、凄いわ。熱くって、締まってて、俺を包み込んでくれとる。流石俺の 女や」 和葉の心臓が平次のペニスを締めつける。じっとしてても十分気持ち良い。自ら動かなくても、和葉の動きだけ でイってしまいそうだ。 「…はぁ…ふぅ、はぁ……」 和葉何も答えない。答えられない。肩で息をしているだけ。耐えているだけ。 顔から汗が滲み出る。目が別の方向を向いている。  平次はこのまま和葉の中をじっくりと味わっておきたかったが、和葉を苦し みから早く解放して上げる事にした。それに‘初めて’だとこみ上げる衝動を 抑えるのに限界がある。ゆっくりと動き始め、段々とスピードを上げていく。 「あ、は、は、は」 「ハッ、ハッ、ハ。おぅっ!?」 平次の腰に電気が走り、前立線が痙攣する。痙攣が海棉体に伝わり、平次の分 身を和葉の中に注ぎ込む。 「あは、あは、あはぁ…」 「は、は、hぁ〜〜……」 平次の分身が一滴も流れ出ないようにしっかりと栓をし続ける。 「和葉、終ったでェ…」 「平次…」 至福の表情、至歓を感ずる二人。まだ入れたままでお互いの繋がりを確認しあっ ている。 「平次、これでアタシら離れられへんなァ…」 「あァ、俺らは絶対に離れへん」 二人はこのまま眠りに就いた。